写真でお仕事をいただけるようになり、広告の撮影もはじまりました。
私は人を撮るのが大好きだから、とても楽しくて。
写真一つでこんなに自分の世界が広がり、出会いがあるのは奇跡みたい!中村 天津さん(京都府・50代)
ニックネーム りりぃさん
もともと写真はお好きだったのでしょうか?
ええ、小学生の頃に祖父からハーフサイズカメラをもらって以来、写真を撮り続けてきました。息子が誕生したときは毎日撮っていて、その息子が就職した時、初ボーナスでデジタル一眼のフルセットを買ってくれたんです。「写真好きなんだから、これで老後を楽しんで」って。
涙が出るくらい嬉しくて、喜んでコンテストに出したら、なんと3年連続で賞をいただいてしまって。でも、好きだけでここまで来たから、どうやって撮るのかわからないものも多かったんです。
どうしたものかしら…と思ったところで「買ってはならない一眼レフ」の広告を見かけました。その時の印象は「えー、なんか怪しい!」(笑)。でも、無料のメルマガがあったから、恐る恐る登録したのが最初です。
メルマガは購読されてみていかがでした?
ごめんなさい、実はかなり疑ってたんですけれど、内容がすごくよかったんですよ。生徒の質問に対して、惜しみなく答えているのが伝わってきて。
無料でここまで教えてもらえるの!? って驚きの連続。1年ほど購読してみて、これならDVD教材を買ってみようかなぁ、と。そこから勉強が始まりました。
フォトデイズと出会って3年。手応えはいかがですか?
DVDを買った時に、先生に質問できる特典があったんです。これだ! と思って「これって何ですか?」「あれはどうやって撮るのですか?」「こんな写真を撮ったけれど、どうでしょうか?」って、他では聞けないことをもう聞いて聞いて、とにかく聞いて(笑)。
先生も驚かれたと思うんですけれど、送るたびに丁寧に答えてくださって、学ぶことが純粋にすごく楽しかった。
私はずっと、たくさん撮った写真の中からどれを残し、どれを捨てるべきか、パッと判断できる力が欲しかったんです。今、ようやく身についてきたような手応えがありますね。
中村さんは最近、お仕事としても撮影をなさっているとか!
はい。写真撮影をメインとした企業にフォトグラファーとして採用されて、関西で売り上げNo.1をいただいて。テレビも取材に来てくださって、最近は、広告案件の撮影もはじまりました。
内容は、お子さんの七五三やお宮参りといった家族の行事、マタニティフォト、イメージ写真などがメイン。私は人を撮るのが大好きだから、とても楽しくて。
写真一つでこんなに自分の世界が広がり、出会いがあるのは奇跡みたい! いろんなことをフォトアドバイスで教えていただけたおかげだと思います。
学びにつながったと感じる講座はありますか?
よく覚えているのは、五海先生の写真実践講座「花撮影」。以前はイメージをもとに「こういう花が撮りたい」と考えてたんです。でも、そんな花は探してもなかなかないんですよね。
今は、目の前に現れるものをよく見るようになりました。歩きながら「あっ!今この花撮れる、光で輝いてすごいキレイ!」って。光は刻一刻と変わるから、その時にシャッターを切らないと一瞬で撮れなくなっちゃいます。
たとえイメージと違っても、今この花はこんな風に撮れる。目の前の一瞬を切りとり続けることで、次のステップにつなげていける気がしたんです。
目の前の一瞬を切り取る力は、まさに“人を撮る”ときに必要とされそうですね。
そうですね。今、プライベートでよく撮るのは孫なんです。子どもって本当に動きがすばやくて! ブレちゃうんですよね。「今の顔して」っていっても絶対してくれないし、本当に瞬間の勝負で、もう設定を気にしてる暇もない(笑)! でも、今しかない瞬間を残しておいてあげられたらなぁって。
写真を撮っていて、苦労されたことや悩まれたことはありましたか?
実は、賞をいただいた際に審査員の先生が開催されている写真教室に通った時期があるんです。でも、そこでいただいた一言にショックを受けてしまって。何を撮っていいかわからなくなっちゃったんです。「私、なんのために写真撮ってたんだっけ…」って。
そこから一年ほどして出会ったのが、フォトアドバイス。サイトにある「写真は自由だ。人生のように。だから楽しい」というコピーが、こちらの全てを体現していると感じます。「楽しいから撮る」ことこそ最も大切な原点だと実感しました。
今後、チャレンジしてみたい分野は?
実は今日、孫の運動会だったので、久しぶりに望遠レンズを担いで動き回ったんですけれど、もう手が腱鞘炎になりそう(笑)。でも、私の人生の目標は、孫の結婚式を撮ること! それまでカメラが持っていたい。これからも、写真とともに生きていきます。