私の第二の人生はカメラなしには成り立たないですね

私の第二の人生はカメラなしには成り立たないですね。

撮った写真には、その人の人生があらわれる。その人の人生哲学が写り込む。
「花撮影」はそう実感させられた講座でした。

松浦文康さん(東京都・60代)
ニックネーム ネヴァーランドの爺さん

松浦さん、写真はもともとお好きだったんですか?

いいえ、忙しく働いてきて、これまではまったく。でも、少し前に妻に先立たれ、定年を迎えて人生にも一段落がつき、どうしていいかわからなくなってしまったんです。

考えた結果、これまで好きだった旅をしながら、写真を撮ってみようかと思いました。でも、一眼レフを買ってみたものの…オートで撮るのが精一杯。そんな折に、ネットで「あなたのカメラ選びは間違っている」という記事に巡り会い、フォトアドバイスを知ったんです。

その時のフォトアドバイスの印象って?

よくわからないところだと困るなと、心配したのは確かです。探せばカメラの大手メーカーが開催している講座もあったので、比較検討しました。

でも、まだ若い佐藤代表が、カメラメーカーから一念発起して独立し、「カメラを作るのではなく、写す人を育てたい」との思いからフォトアドバイスを立ち上げたと聞いて、面白い! と感じました。

だったら、ちょっとだけ…という気持ちで始めたんですよね。それがすっかりハマって、あっという間に2年が経っていました。

自分の写真が「変わった!」と感じた瞬間は

オンラインの写真実践講座「花撮影」を受講して、五海先生という素晴らしい師に出会ったときです。

旅は月に何度も行けるわけじゃないので、撮影の機会が限られてしまうのですが、花なら毎日撮れます。先生の教えに従って、花を撮る猛特訓をして。楽しかったですね。

最初はオートでしか撮れなかった私が、マニュアルを使えるようになった。被写体に合わせながら、絞り、シャッタースピード、感度を調整しながら好みの画像を作り上げるところまではできるようになりました。

心に残っている講座の記憶はありますか?

技術的にはいろんな教え方があるし、いろんな講座があると思うんです。でも、私自身は「花撮影」で被写体に向かう姿勢を教えていただけたのがとてもよかった。

もう、撮るときの瞬間から違うんです。ひとひらの花を撮るだけで、どうしてそこまで情熱的に取り組めるのだろう? 先生の姿に興味が湧きました。今は、その姿勢がいかに大切だったかがわかります。

撮った写真には、その人の人生があらわれる。その人の人生哲学が写り込む。それを実感させられた講座でしたね。

お花を撮るとき壁にぶつかったこと、苦労した点はありましたか?

写真全体に言えることですが、花も一緒で「図鑑的な写真を撮っちゃいかん」といわれるのです。もうね、頭を抱えました。図鑑じゃなくて作品を撮るというのは、一体どういうことなのか?

写真は光と陰の芸術です。ピカピカの写真では人を感動させることはできない。影とか光をうまく使わないと花の表現が出てこない。それをやっと理解できたような気がします。

フォトアドバイスで2年間、継続して写真を撮り続けられた原動力は?

「PHOTODAYS」の存在が大きかったと思います。ここには面白い写真やすごい写真がたくさん投稿されていて、「自分もやりたい!」と見ているだけでモチベーションが高まります。

いい友人にも恵まれて、「PHOTODAYS」の中では毎日のようにみんなと会話をしています。友人の写真を見たり、自分の写真を見てもらったりしながら、色んなコメントをいただけて励みになります。私の第二の人生はもう、カメラなしには成り立たないですね、きっと。

写真には人それぞれ好みがありますが、仲間たちとつながりながら、自分の技量を上げていくことを望んでいる方にとって「PHOTODAYS」は非常にいい仕組みだと思います。

似たようなサービスを見たことがありますが、これは群を抜いています。素人でも参加しやすいシステムになっているから、どなたでも楽しく始められるんじゃないでしょうか。

今後、挑戦してみたいジャンルってありますか?

いつも、今度は何を撮ろうかと考えています。でも、やっぱり旅が大好きだから、旅の写真を撮りたいなぁ。旅先では仏閣を撮っていることが多いですね。

自分が感動していないと、思いがにじみ出るような写真は撮れないもんだな、と感じます。だから、美しいものを見たときは美しい、素晴らしいものに触れたときは素晴らしいと感じとれるように、いつも前向きな気持ちでいるようにしています。

ピカピカの観光写真ではなくて、いかに自分の心情を写しとれるか。これからもそこに挑戦していきたいな、と!

松浦さんの写真の変化

受講前のお写真

受講後のお写真